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苺
原産地:北アメリカ地方、南アメリカ地方 [バラ科]
明治時代にオランダより種子を取り寄せ、現在の新宿御苑で農学博士の福羽博士によって品種改良に成功した「福羽苺」が、日本の苺の元祖となり、外国品種と交配させなから次々と新品種を生み、現在の「苺天国・日本」を作り出しました。苺の外側に付いているツブツブは種ではなく、痩果(そうか)といって厳密にはこのツブが苺の果実です。この一つひとつの中に種が入っています。赤い実の部分はめしべの土台となる花托(かたく)が発達したものです。
選び方
果皮の表面のツブツブがくっきりしていてヘタが青くて元気なもの。表面に傷がなくツヤがあるもの。品種によりますが、赤い色が均一で鮮やかなもの。
保存方法・食べ頃
日持ちがしない果物の1つですので早めにお召し上がりください。パックにいちごが2段に重なってるものは、重なってる部分から傷みやすいので別の容器に平らに並べ乾燥を防ぐためにラップなどをしましょう。また、ヘタは取らないで保存しましょう。
食べ方
いちごはヘタと反対側の先のとんがっているほうが糖度が高いので、ヘタを持って食すより先にヘタを取り、ヘタ側から食べると最後まで甘みを感じられます。ヘタを取って水洗いをするとビタミンCが流れやすいのでつけたままさっと洗いましょう。
苺は、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、食物繊維、キシリトールなどを含んでいます。ブドウほどではありませんが、苺にもポリフェノールの一種「アントシアニン」という色素成分が入っています。
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